mina

なし

ウロウロする

 

もっともっとヘンタイなことしてほしい。

と、親友が、言ってくれた。

私なんかより、よっぽどのすてきなセンスと天性の才能を持ち合わせている女の子。

でも私はまだまだヘンタイではない

もっともっとそうなりたい。

 

ところで、この生活になって半年経ちました。

生活ギリギリというか、もうお金をもらわないとやってけなくなっちゃって

一日3食まともに食べてたらとてもやってけなくて、

交通費ももちろんないのでチャリンコの範囲しか出かけられず、

物も服も買えないので、何度も見た古い雑誌でシュミレーションするような、

もちろん友だちと遊びにも行けないけど、これは別に前から

 

一人暮らしするためにお金を貯めてた頃は、

新しい服が買えないと、みすぼらしいし、映画館や美術館とかに行けないと、時間が止まった世界にいるようでイヤだと思ってたけど、

今は前とは少しちがう。

服も買えない、映画館も美術館もいけない、でも楽しくてしかたない。

毎日、部屋にいるか、近所をウロウロするだけ

なのに、とてもたのしい。

 

ない をよく見つめてみると、小さなあるのかたまりでした。

逆に、前は高い洋服を買っちゃったときや映画を観た後、

自分自身には何もないな、スッカラカンだなと思うことが多かったな

美術館で、大きく価値観を変えられるのではなくて、

常日頃、何もないところからも何かを気づける感覚がある事の方が重要。

とくに、今の自分には。

 

そして、今の会社の一緒に働く人たちには本当に感謝しなくちゃいけないし、

人のため、会社のため、社会のためになって、毎日疲れきって働くことの

大人として、人としてのあり方も、いつもそばで見て、

本当はこうでなきゃいけないこともいつも感じる。

そして自分は、やっぱり、人よりこういうことができない人間なんだとも思う。

 

でも、出来ないというのは、マイナスなことだけじゃないし、

何でも、何かを貫くというのは、やってみる価値のあることだと思う。

 

そんなことを毎日、ほんとはよくわからず

自信なさげに、こうぼんやり思っていいのかなくらいになりかけていたときに

ミシェルゴンドリーが、

ユメをユメじゃなくしてくれていました。

 

この人は、天才と言われているし、

ヘンタイさも、発想、技術、実行とかも

すごいところかもしれないけれど、

すごいのは、ユメのある人だということだと思う

 

ユメのある人は、みんなが、

大人になりたくて捨てちゃいたくなったような過去の部分とも、

ときどき連絡を取り合っている。

糸電話で

ま、テレパシーでも何でもいいんだけど、、、

 

発想することの平等さを教えてくれた人が、

映画のセットを作って、ここで発想して、映像にしていいよっていう

ユメのような世界を、造って、日本まで

わざわざ持ってきた!

 

それから なるみちゃんが、さよコニャHPを、

映画『さよならからのコニャニャチワ』

「さよならからのコニャニャチワ」で検索で出てくるようにしてくれました。

ほんとに、よく、いろんなことをしてくれる。

みんな協力してくれたから、

苦手だけど、がんばって、もう少し色んな人に見てもらわなきゃ

 

そして次のヤツもはやくやりたいなぁ

 

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